当院について

野菜の“彩り”に隠されたパワー

普段何気なく食べている野菜。皆さん、今日は何種類の野菜を食べましたか?
「野菜はサラダぐらいしか食べないです。」「 具だくさんのスープでとっています。」 など色々な方がいらっしゃると思いますが、野菜の “ 彩り ” をプラスして意識して いただくと、生活習慣病の予防につながり、そして健康寿命につながっていきます。



まずは、野菜不足になっていないかチェック!
ほとんど当てはまったら、要注意です。

☐ 外食が多い ☐ 漬物をほとんど食べない
☐ インスタント食品をよく利用する ☐ ストレスが多い
☐ 朝食を抜くことがある ☐ ときどき便秘になる
☐ ランチなどは丼物など単品メニューが多い ☐ 血圧が高め



野菜の“彩り”に含まれた 「 機能性成分 」 で、健康寿命

 

野菜には、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素および食物繊維とは異なる「 機能性成分 (フィトケミカル) 」が、多く含まれています。
機能性成分とは、主に野菜や果物に含まれる色素・辛味・香りの成分のこと。強い抗酸化作用等が、生活習慣病の予防につながります。 まずは、色の濃い「赤」や「緑」の野菜から選んでみませんか。



“7つの彩り”に含まれる、健康に役立つ機能性成分

主な野菜 代表的な成分 期待される主な効果・効能
赤系 トマト、金時にんじん リコピン 抗酸化作用、動脈硬化予防
パプリカ、とうがらし カプサンチン 抗酸化作用、動脈硬化予防
橙系 かぼちゃ、にんじん プロビタミンA 抗酸化作用
黄系 玉ねぎ、レモン フラボノイド 抗酸化作用、高血圧予防
とうもろこし、ゴールドキウイ ルテイン 抗酸化作用
緑系 ほうれんそう、ブロッコリー クロロフィル 抗酸化作用、コレステロール調整
紫系 なす、赤しそ アントシアニン 抗酸化作用、加齢による視力低下
黒系 ごぼう、じゃがいも クロロゲン酸 血圧調整、血糖調整
緑茶 カテキン 抗酸化作用、コレステロール調整
白系 大根、キャベツ イソチオシアネート 抗酸化作用、ピロリ菌対策
ねぎ、にんにく 硫化アリル 抗酸化作用、抗菌効果


【参考:日本栄養士会・健康増進のしおり】