噛むことと満腹感は、密接な関係があります。
ゆっくりよく噛んで食べると消化吸収が良いだけでなく、食事が少量でも満腹のサインが脳に伝わりやすく食べ過ぎを防止できます。
食材や調理のちょっとした工夫で、よく噛む習慣を身につけましょう。
● 肉は種類を選ぶ … ひき肉や薄切り肉ではなく、かたまり肉の方が噛む回数が多くなります。
● 少し硬めの食材を混ぜる … 柔らかいコロッケにキノコを混ぜたり、いつもの料理に硬めの食材をミックス。
● 切り方を変える … 野菜は繊維を長く残すように切りましょう。
● 少し大きめに切る … きゅうりやにんじん、れんこん等も、乱切りの方が噛む回数が増えます。
● 食物繊維の多い食材を選ぶ … ごぼう、れんこん、大豆、こんにゃく等は食物繊維も多く、噛みごたえも十分。
また、よく噛んで食べるためには、食べる環境も大切です。
● ひとりで食べない … ひとり黙々と食べていると、よく噛まないで食事も短時間になりがちです。
できるだけ、家族や友人と一緒にゆっくり食べましょう。
● きちんと食卓で食べる … 仕事中のデスク、ソファ等ではなく、食卓で姿勢良く座り、
よく噛んで食べる習慣を。
● ながら食いをしない … テレビを見ながら、パソコンを操作しながらでは、 食事や噛むことに集中できません。
<参考資料:日本栄養士会 健康増進のしおり>
町田市 食生活講演会
「うつは食事で予防できる?!」
日時 : 12月1日(土) 14:00~16:00( 受付13:30開始 )
場所 : 町田市健康福祉会館 4階講習室
講師 : 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター
神経研究所疾病研究第三部部長
功刀 浩(くぬぎ ひろし)先生
申込先 : イベントダイヤル ( 042-724-5656( 7:00~23:00 ))