過敏性腸症候群とは、おなかの症状の下人となる器質的疾患(ガンや潰瘍など)が見つからないにもかかわらず、
腹痛や腹部不快感を伴う便秘や下痢が続く病気で、3つのタイプがあります。
1.便秘型
腹痛や腹部不快感などの腹部症状を伴い、便秘を主症状とするタイプ
2.下痢型
腹痛や腹部不快感などの腹部症状を伴い下痢を主症状とするタイプ
3.交替型
腹痛や腹部不快感などの腹部症状を伴い、便秘と下痢が交互にくるタイプ
多くの場合、ストレスによって症状が誘発され、様々な症状が現れますが、
おなかの症状以外に全身性症状や不眠などの症状が出ることもあります
腸の症状
・腹痛
・便秘・下痢
・おなかがなにか気持ち悪い
・おなかが張る感じ
・残便感
・ガス症状、おなかがゴロゴロ鳴るなど
その他の症状
消化器症状
嘔気・嘔吐、食欲不振など
全身性身体症状
頭痛・頭重感、疲れやすい、めまい感、背部痛、肩こりなど
精神症状
不眠、不安感、抑うつなど
10~40歳代の人及び女性に多いと言われていますが、最近は中高年層にも多く見られ、
人口のおよそ12~22%の人が過敏性腸症候群の症状を持っていると推定されています。
ライフスタイルの改善とストレスの解消を心がけ、あまり努力や心配をしすぎずにリラックスした生活を送ることが基本です。
薬物療法としては、便秘や下痢、腹痛などの症状に合わせて薬が用いられます。
● ライフスタイルの改善
1.食事● 過敏性腸症候群の薬物治療
過敏性腸症候群の治療薬は症状に合わせて用いられますが、症状は人によって千差万別ですので、この薬さえあれば大丈夫というものがありません。 薬の使用については、医師に相談するようにしましょう。
● 心理療法
生きている限り全ての人にストレスは存在しています。
また自分ではストレスと感じていなくても、実際はストレスになっていることもあります。
したがって、医師やカウンセラーに悩みを相談し、ストレスへの対処法を工夫する方法も行われます。